職場のストレス。
たぶん、自分は学歴に対する偏見があるのだと思う。偏見、と書いたが、これは世間的な価値観で言えばの話で、自分の考えが間違っているとは思ってない。
Fラン大学。授業が成り立たない大学。勉強しなくても入れる大学。そんな大学を卒業した人たちと、僕は今働いている。基本、みんないい人だ。仕事で困ったことがあれば相談に乗ってくれるし、穏やかな人が多いと思う。
…でも。頭が悪い。向上心がない。口を開けば、競馬の話。いい年してギャンブルかよ。尊敬できない。ああいう人間には死んでもなりたくない。表現の度が過ぎるかもしれないが、偽らざる自分の本心だ。そのくせ、「おれは何のプロなんだろう?」と仕事中に考え始める輩もいる。たかが教育機関の事務職員だ。何のプロでもない。何も取り柄がないただの人、なのだ。
月曜日。朝から職場で繰り広げられる話題は先週の競馬のこと。
「まじ福永ねーわー」「ほんとありえないっすねー」「福永はだめだろーww」
こんなことを30分ぐらい話しているのを聞いていると、ああこいつらの頭の中何も入ってねぇなと、密かに軽蔑の眼差しを送っている。すぐ上の主任、その上の係長、またその上の課長補佐。全員、ギャンブル大好き。あとの共通の話題はスポーツ。お前らその体形して全く運動してねーだろ、という突っ込み待ちなのかもしれない。デブがスポーツ語ることほど醜いものはない。
あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー、ほんと、くそみたいな職場だな。「お前らのためにしょうがなく働いてやってるんだ」と言った父親みたいになりたくないと思って頑張って勉強したけど、結局同じようなもんかもしれない。鳶(トンビ)が鷹を生むことはない。鳶は鳶だ。
仕事行きたくないな。給料もらえないと困るから行くけど。一生この仕事をすることは100%ない。