すちふくろうのブログ

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書評

【書評】『海賊と呼ばれた男』(百田尚樹著)

海賊とよばれた男 上 作者: 百田尚樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2012/07/12 メディア: 単行本 購入: 5人 クリック: 74回 この商品を含むブログ (95件) を見る 「夢を売る男」「永遠のゼロ」に続き、私が読んだ百田尚樹氏の作品はこれで3作目になる。 …

【書評】『畑村式「わかる」技術』

畑村式「わかる」技術 (講談社現代新書) 作者: 畑村洋太郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2005/10/19 メディア: 新書 購入: 6人 クリック: 26回 この商品を含むブログ (66件) を見る 今回は『失敗学のすすめ』(講談社、2005年)の著者として有名な畑村洋…

【書評】医療の限界(小松秀樹著)

いま、日本の医療は崩壊の危機に瀕しているという。一時期、医療事故のニュースがテレビ、新聞紙面を賑わせていた事は記憶に新しい。 では、その原因はなんだろうか?そこを突き詰めていくと、この問題が医療そのものの問題だけでなく、警察、司法、マスコミ…

【書評】永遠のゼロ(百田尚樹著)

すごい小説だった。自分の歴史観がいかに浅いものだったか、思い知らされた。特攻で亡くなったパイロット達の想いを想像するには、現代の日本はあまりに平和過ぎるのかもしれない。 この物語の主人公は、司法試験浪人生の佐伯健太郎。四歳年上の姉の佐伯慶子…